AWARE Client iOS V2のデータを取り出す方法

December 3, 2021 Yuuki Nishiyama 0 Comments

AWARE Client iOSで計測したデータは、端末上にSQLite形式(またはCSV形式)で保存されています。それらのファイルは、有線・無線どちらの方法でも取り出すことができます。

データの保存形式

デフォルトの設定では、位置情報やバッテリ、スクリーンのイベントデータなどデータのサンプリング周波数が低いセンサデータは、AWARE.sqliteに保存されています。一方、加速度やジャイロ、気圧など高いサンプリング周波数のセンサ類は独立したデータベース(AWARE_[SENSOR_NAME].sqlite )として保存されています。

データの保存形式をCSV形式に選択した場合は、[SENSOR_NAME].csvファイルが保存されています。


無線

AWARE Client iOS V2内に「共有ボタン」を設置しているので、そのボタンを利用することで、簡単にデータを書き出すことができます。

  1. アプリ上のタブ「設定(Settings)」を選択
  2. リスト内の「詳細設定(Advanced Settings)」を選択
  3. リスト内の「Export DB」を選択し、共有したいファイルを選択する
  4. 最後に共有方法を選択する。私はAirDrop を頻繁に使います。メールへの添付や、Slackへの送信なども可能です。必要に応じて使い分けてください。

有線

macOSが搭載されたPCをお持ちの場合は、macOSのファイルシステム経由で全てのデータを取り出すことができます。

  1. PCとiOS端末を接続し、Finderを開きます。
  2. 左側のタブの中に、接続されているボリュームがあるので、該当するiOS端末を選択します。
  3. Filesを選択します。
  4. AWARE V2を選択します。
  5. *.sqliteファイル群が表示されるので、必要なDBをドラッグ&ドロップで取り出します。

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