AWARE Client iOSで計測したデータは、端末上にSQLite形式(またはCSV形式)で保存されています。それらのファイルは、有線・無線どちらの方法でも取り出すことができます。
データの保存形式
デフォルトの設定では、位置情報やバッテリ、スクリーンのイベントデータなどデータのサンプリング周波数が低いセンサデータは、AWARE.sqlite
に保存されています。一方、加速度やジャイロ、気圧など高いサンプリング周波数のセンサ類は独立したデータベース(AWARE_[SENSOR_NAME].sqlite
)として保存されています。
データの保存形式をCSV形式に選択した場合は、[SENSOR_NAME].csv
ファイルが保存されています。
無線
AWARE Client iOS V2内に「共有ボタン」を設置しているので、そのボタンを利用することで、簡単にデータを書き出すことができます。
- アプリ上のタブ「設定(Settings)」を選択
- リスト内の「詳細設定(Advanced Settings)」を選択
- リスト内の「Export DB」を選択し、共有したいファイルを選択する
- 最後に共有方法を選択する。私は
AirDrop
を頻繁に使います。メールへの添付や、Slackへの送信なども可能です。必要に応じて使い分けてください。

有線
macOSが搭載されたPCをお持ちの場合は、macOSのファイルシステム経由で全てのデータを取り出すことができます。
- PCとiOS端末を接続し、Finderを開きます。
- 左側のタブの中に、接続されているボリュームがあるので、該当するiOS端末を選択します。
- Filesを選択します。
- AWARE V2を選択します。
*.sqlite
ファイル群が表示されるので、必要なDBをドラッグ&ドロップで取り出します。

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