iOS Library for eSense

August 19, 2019 Yuuki Nishiyama 0 Comments

Bell Lab の Dr. Fahim Kawsar らが開発したイヤホン型センシングデバイス(eSense)を借りることができたので、Android版ライブラリを参考にiOS版のライブラリを作成。言語はSwiftで実装。

eSenseは、Earable Deviceの研究・開発用プラットフォームで完全ワイヤレスイヤホン型をしている。eSenseには、加速度とジャイロ、マイク、スピーカー、LED、ボタンが実装されており、それらのセンサデータやイベントをBLE越しに取得できる。(詳しくは、eSenseのサイトへ)

オープンソースなので、センサやBLEの細かい仕様は、eSenseのサイト上で公開されている。AndroidやNode.js、Flutter版のライブラリは実装されていたが、iOS版は未実装だったので実装した。言語はSwiftで、iOS10以上のOSが必要。実装したライブラリは、CocoaPodsに公開しているので簡単にインストールできる。

 

CocoaPodsのインストールは、Podfile に pod 'ESense' を記述し、ターミナルからpod installでインストールできる。import ESense で指定のライブラリをインポートできる。デバイスとの接続は、ESenseManagerが担当ので、クラスもしくはグローバル変数として、ESenseManagerを宣言し、初期化に接続するデバイス名とイベントハンドラを設定する。接続が確立すると、設定したハンドラ(onConnected())が呼ばれるので、ESenseManagerを通してセンサ起動やボタンイベントのハンドルを開始する。

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